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子ども主導の「卒乳」

子どもから欲求しなくなるまで、母乳を飲ませ続ける「卒乳」

それが子どもに優しく、おっぱいも張らずに終わるし、自然で良い、

という方も増えています。

 

卒乳の名で、実は少しずつ飲ませる機会を減らしていったり、

いろいろ工夫して子どもが飲まないように仕向けていくことも推奨されていたりしますが、

それって卒乳なのかな~?と思います。

子ども主導で終わっていくと言っても、親の方で調整しているのですから、

親主導でやめる断乳の要素も入っているのではないかと思うのです。

 

それはさておき

卒乳の場合には母子ともに健康に気をつけて、

子どもの欲求に応じて徹底して飲ませ続けて欲しいのです。

 

ママ側の都合やタイミングで、変に授乳回数や時間を減らしていくと、

乳腺炎や白斑のリスクが高くなりますし、

つまったり、知らないうちに取り切れないしこりができたりしやすいです。

とにかく、おっぱいというのは、乳房内に母乳が必要以上にたまると、

速やかに異常を生じてしまいます。

このことを軽く見ていると痛い目に遭ったりするんですよね~。

授乳回数を減らすことは、本当に慎重にうまくやらないと、

残念な結果になってしまうことを、どうか覚えておいて下さい。

 

母乳が良く出て、子どもがよく飲んでいたら、

2才過ぎまで普通によーく出ます。油断すれば乳腺炎にもなります。

さすがに3才になってくると萎えてきて、

搾り出すようなお乳になってきて、次第に飲まなくなって終わるということもあります。

母乳を飲むことではなくて、スキンシップがメインになっていると

乳首をくわえて「出ない」と笑って言いながら飲み続けたりします。

それでも子どもが欲求すれば与え続けるのが、卒乳なのでしょう。

萎んで出ないおっぱいでも、欲しがれば飲ませる!くらいの勢いならば、

卒乳しても乳房はきれいに終わると思います。

人(子どもとおっぱい)にもよりますが、最低でも2才は越えるのではないかと思います。

私の経験の中では、5才が最高齢ですが、もっと上もいることでしょう。

 

我が子に徹底的に飲みつくしていただく。

子どもが主導の卒乳って、そういうことだと思うのです。