「断乳」をする上で、一番最初に決めること、最も重要なこと。
それはお母さんの「断乳します!」という120%の決心です。
迷いなし、後悔なし、揺るぎない断乳への決意、
これがないと、はじまりません。
1歳過ぎたし、よく食べるし、歩いているし、
同じ月齢のお友達もどんどんやめているし(焦)、
まだ飲んでるの?そろそろやめたらって言われるし・・・。
やっぱりやめた方がいいのかな~、やめなきゃいけないのかな~、
やめたくないな~、寂しいな~、
子どもがかわいそうだな~、泣かれたらつらいな~、しんどいな~、できるかな~、
あ=、どうしよう! なんて迷っているうちは、断乳しない方がいいでしょう。
無理くり自分の気持ちを断乳に持っていくことはないです。
母乳育児をやめたくないなら、やめないでいいのです。
やめたいとは思っていないけど、やめなくてはいけないと思うから悩む、
こういうパターンが多いです。
どうしても断乳しなくてはならない事情がない限り、
続けたいならば続けていただきたいです。
逆に、もうやりきった、おっぱいやめていい、やめたい!
と思ったら、無理に続けることはないでしょう。
母の決意を、子どもはよ~く見てわかっています。
ママの決意が固いと察すれば、
子どもは受け入れて、頑張って成長していくものです。
そして、不思議とママの身体も決心した方へうまく動いていくものです。
逆にママに迷いや決心の緩みがあると、それもわかってしまうので
どうにかして飲み続けようと目論んできます。
1歳を過ぎると、どういうわけか外野の「いつやめるの」雑音が増えてくるようです。
母乳育児の在り方は、ママとそのお子さんの世界、
その関係性で成り立っているものだと思います。
他のものを入れ込んで影響されることはないでしょう。
フィナーレまで、後悔しないように、
胃が痛くならない程度に適度に悩んで、
しっかり決めていただければよろしいかと思います。
なかなか自分で決められない時に、
誰かに言われたことをきっかけにして、突然断乳してしまうことがあります。
※できればこうした状況にしてほしくありませんが・・・
背中を押された形になるのかもしれませんが、
背中を押した方のせい(~に言われたから断乳した)にしてほしくないなと、
言われたことを信じてやめようと決めて行動に移したのは自分自身、
自分の決定、己の意思で断乳したのだと、認識してもらいたいなと、
いうのが勝手な私の見解です。
お母さんは、あなた(子ども)のことを、すっごく考えて、悩み考えた末に、
すっごい決心をして断乳したのよ、って伝えられること、自信になりませんかね。
伝えられた子どもも嬉しいし、より信頼感が得られるのではないかと、
思うのです。