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断乳の目安(その1)歩く!

ここだけすみません、桶谷式で語らせて下さい。

桶谷式の断乳では、

お子さんが1才のお誕生日を過ぎて、しっかり二足歩行できている、というのが重要な目安の一つになっています。

「二足歩行」は桶谷先生の深い洞察があってのことで、

このことに気づき得た時は「これだっ!」とかなりの発見感があったようです。

やはりヒトたるもの、2本の足できちんと歩いてこそ、人。

ヒトとして、自分自身で生き抜く大きな力を一つ得た、

これで本当に人間になった、乳離れして大丈夫ということでしょうか。

 

歩けるようになると、活動量も増えるし、良く食べるようになるし、

身体がぐんぐん締まって、本当にしっかりしてきて、出来上がっていく感じがします。

精神発達的にも、歩けるということは、ものすごい勢いで外界へ開けていけることで、

興味関心のまま、どんどん刺激を受けるようになります。

行きたいところへ行けるし、食べたいものを取りに行けるし、

自分の力でやれること・自分への可能性が爆発的に広がって、めっちゃ生き生きしてきます。

歩くことで足の裏への刺激が増し、それが脳や胃腸の働きを活発化することも

重要なことのひとつだと思います。

 

身体も心もたくましく成長していく

そんなタイミングで卒業して、次のステップに向かう、

自分の足で旅立ってゆけ!って感じでしょうか。

歩けるようになったことで、心身ともにぐんぐん乳児から幼児になりますし、

歩くって、本当にすごいことなんだなって、いつも子ども達から教えられます。

 

発達がゆっくりであったり、障がいや病気などで遅くなっていても、

基本的には歩くまで、をおすすめします。

歩いても、なんとなく幼さがあったり、精神的な成長がゆっくりかなと思われる場合もあります。

そういう時は「ま、まだいいっか」って、のんびり待っていいと思います。

急ぐことはありませんので。