1才近くなると、なぜか急に多くなる「そろそろやめるでしょ」、「まだ飲んでいるの」の外野の声。
どうして1才になったら乳離れなんでしょうね?
おそらく、そう言われてきたし、そうすべきものだと何の疑問も思わずに、良かれと思って言っているのかもしれませんが。
人間は1才頃になったら乳離れして、ご飯を食べないといけない、とか
子どもの自律を妨げるようなことや甘やかしすぎみたいなことを言いますが、
いずれも医学的根拠はないです。
5才までママの方がやめられずに飲ませていた例を知っていますが、
立派な自律したお子さまに成長されています。
私の叔父(1943年生)もそうですが、昔は小学生でも飲んでいる子はいました。
ご存知の方も増えてきましたがユニセフとWHO(世界保健機構)の推奨では
2歳かそれ以上とされています。
終わりに向かって免疫成分が増すなんていう研究もあるとか。
長く飲んでいることでのお子さまへの影響は
良いことはあっても悪いことは何もありません。
1歳過ぎても、周囲の声に惑わされずお考え下さい。
ママ、そしてご家族が、お子さまを見て、想い、
今が良い、断乳の時期だとご決心した時が、間違いなくベストです。
母乳育児は、母と子、そしてそれを支える家族の関係性の上に成り立ちます。
その大事な関係に他者が余計な口を突っ込むことは、無いです。
私でさえ、アドバイスはしますが、私の方から時期を決めたりすることはしません。
ましてそろそろ断乳・卒乳しなさいなんて、言えません。
酷な話かもしれませんが、どんな気持ちや想いで悩んでも
ママ自身の気持ちでしっかり決めて、心身を整えて、おしまいにする、これなんです。
これがあるとないとでは、経過も結果も違うのですよね。