母乳を飲めなくなると、お子さまが母乳中の免疫や栄養を得られなくなるので、
断乳時はお子さんの体調も大事になります。
微熱で鼻水くらいは出るけど、元気で遊び回っていればOK、
高熱でぐったりするような感染症や中耳炎などの治療中はもちろん、下痢はNGです。
大きなストレスになると思われるような行事・イベント・変化がある時期も避けた方がいいでしょう。
保育園や幼稚園の入園、予防接種、遠方への旅行、引っ越しなどです。
おっぱいがあって越えられることもありますし、お互いに助かることも多いと思います。
お子さんの入院や治療をきっかけに、
医療者から「もうやめてもいいんじゃない」と言われて、そのままやめてしまう方もおられますが、
あえてお子さんが体調の悪い時に断乳しなくてもいいんじゃないかなと思います。
母乳が子どもの身体に悪さをすることはないと言っていいですし、
体調がすぐれない時ほど効力を発揮するものです。
元気で健やかで、気持ちが外に向かっていて、よく動いて遊んで、毎日楽しそうでご機嫌さん、
そんな調子であれば、おっぱいから気をそらせやすくなりますし
健康にたくさん身体を動かして遊べれば、よく食べよく寝てくれる、はず
という期待値が増しますよね～