断乳をする時、当たり前ですがママのコンデションを整えておくことが大切です。
体調管理をしっかり、疲れやストレスをためないように必要な心身の休息はとれるよう家族に協力してもらいましょう。
食事ももちろん大事。
授乳中期間で、最も気をつけていただきたい時です。
少しカロリーは抑えて、ご飯・和食中心のバランス良い食事を心掛けましょう。
洋菓子やジャンクフードの類いは禁忌です。乳脂肪も極力控えめに、
食べ終わったお皿に油がぎっとりついて、お湯だけでは洗い落とせないようなものは避けます。
水分は制限せず、しっかり摂って下さい。
断乳時に張るのが恐くて水分を控えてしまう方もいるのですが逆効果で
かえって詰まりやすくなります。
そうして体調を整えることで、何より乳房状態が健やかであることが最重要となります。
乳腺炎、つまっている、しこりがある、白斑がある、噛まれて傷がある、どこかが痛いなど、
おっぱいのコンディションが良くない時に断乳すると
トラブルを悪化させてしまったり、しこりを残したまま終わることになります。
飲ませなくなることでトラブルが改善される症状もありますが、
一時的なことが多く、ケースも多くないです。
無理に回数を減らすことはなく、適当によく飲んでもらうことが
一番のトラブル回避になります。
おっぱいトラブルや不快な症状がなく、美味しそうに母乳を飲んでいる状態であること、
断乳した後も、健やかな乳房状態を保つためには、
断乳前にそうした乳房のコンディションを整えておくことが重要なのです。
できれば、断乳する日が月経と重ならない方がベターです。
月経中は心身の状態がしんどいですし、その上に断乳となるときつくなりますし、
断乳手技をする側としても若干やりづらく、すっきりしにくいです。
搾乳は必須科目になるので、
できれば、ご自分の手で搾乳できるように練習しておくとよいでしょう。
全くできないという場合は搾乳器も仕方ないですが
できるだけ手で搾れる方が無難です。