育児中の職業病とも言える腱鞘炎(けんしょうえん)
何をするにも痛みを感じるので、けっこう地味にやられますよね。
育児や家事はもちろん、日常生活のありとあらゆる行動に支障が出てきます。
なかなか切ない痛み。
動かさないことが一番とはいえ、それは難しくてほぼ無理ですよね。
良いサポーターをするくらいになってしまうでしょうか。
腱鞘炎になる原因は、ほとんどが「抱っこ」かと思います。
慣れない抱っこを、何時間も何回も、たくさんして、
弱い手首に負担がのしかかってしまった結果、ではないでしょうか。
身体の使い方って、本当に大事なんですよね。
そうなると
できるだけ手首を使わないようにするのが予防策だと思うので
私が提案しているのは、極力手首を曲げず使わず、
肘関節を手首、肘から先全体が手の平と思って動かす、です。
肩甲骨を意識して、肩甲骨から抱っこするイメージ。
ダイナミックな動きになりますが、
腕全体で抱く感じになって、授乳姿勢にも好都合なのです。
痛くなければ、手の甲を上向きにして、
キツネをつくる形(親指と中指と薬指を合わせる)にして赤ちゃんを抱いて、
自分の身体の方へぎゅっと密着して抱っこすると、ちょっと楽になるかもしれません。
クッションなどを使って、高さを調整し、
クッションに腕ごと乗せるようにして、負担を軽減しても良いでしょう。
この辺は面倒がらずにやってみて下さい。
腱鞘炎は痛くて困ることはもちろんなのですが、
おっぱいトラブルの原因になることがあります。
腱鞘炎による腕のコリが、乳房に影響しているのでしょうか。
部分的にどうしようもない白斑ができてしまい、なかなか治らないこともあります。
腱鞘炎に合わせて白斑やしこりができるとか、なかなか改善しないと思ったら
腱鞘炎の改善にしっかり取り組んでみて下さい。
手首の使い方の問題ではなく、
産後のホルモンの影響で腱鞘炎症状が強くなる場合があります。
また違う対処・治療があると思いますので
我慢せずに受診して相談されてみて下さい。